2025年06月03日

志望動機で採用担当者の心を捉えるために書くべき事

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薬剤師を採用する側が期待することの一つは、長く仕事を続けてくれることです。採用担当者は、それを志望動機から判断する場合があります。長く続けてくれれば、人間関係が深まることで信頼関係も揺るぎないものになるので、採用する側にとっては重要な基準です。志望動機を書く際には、その点に注意することが大切になります。

応募企業が属する業界を選んだ理由を明確にする

薬剤師の主な就職先には、調剤薬局とドラッグストアがありますが、企業側が活躍を期待する人材は同じではありません。求めている資質に違いがあるということは、それを理解していることが採用担当者の期待に繋がるということです。

病院や製薬会社も人気の就職先ですが、それぞれに求職者に求めるものがあります。志望動機を書く際には、業界が求めているものに合った動機を書かなければいけません。他の業界と共通している部分ではなく、業界特有の部分に注目して書くことが大切になります。

応募先企業に魅力を感じた理由を明確にする

業界を選んだ理由を正確に書いた後は、応募先企業を選んだ理由を書かなければいけません。これがないと、ドラッグストアに応募した場合は、ドラッグストアならどこでもいいことになってしまい印象が悪くなります。同一業界内に求人を出している企業が多い場合は、業界選択理由以上に重要になるポイントです。

応募企業の特定理由としては、企業理念や営業の特徴に関する魅力を書くことで表現します。企業理念は、会社のホームページやパンフレットなどを見れば知ることが可能です。

営業の特徴は、営業に関して他社とは違う特徴的な部分ですが、同様の調べ方である程度分かります。インターネットで口コミ情報などを集めるのも有効な方法です。

業界や企業の特徴に理想の自分を重ねて書く

業界や企業のことを十分に理解していることを表現した後は、自分の理想を書きます。将来的にどんな薬剤師になりたいのかを書き、その理想を業界や企業の特徴の中に落とし込んでいきます。自分が描く理想の自分を実現するためには、その業界でなければならないことを伝えて、そこに応募先企業が最も適していることを加えます。

これによって企業が求めている人材を理解していることと、求めている人材になることが自分の理想であることを表現できます。心構えなどの抽象的なところから具体的なところまで落とし込むことができれば、採用担当者の気持ちを捉えることが期待できます。


 

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