2020年03月15日

語学をマスターしてさらなるスキルアップ

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薬を扱う仕事でさらなるスキルアップを目指すには、いくつかの専門の資格を取得するという手段があります。それらの資格のほとんどが薬に関連したものになりますが、語学をマスターするという手段も有効です。では、薬のプロフェッショナルが語学をマスターしてできる仕事とはいったいどんなものなのでしょうか。

語学を必要とする薬を扱う職場もある

たとえば英語を学ぶ人は昔から多く、この世の中には実にさまざまな学習方法があります。イングリッシュスクールにしてもたくさんあり、どこのスクールを選べばいいのか迷ってしまうほど多いです。日本の企業も国際化が進み、語学ができる人は就職や転職にもかなり有利になっています。

しかし、薬を扱う薬剤師にとって語学をマスターすることは本当に有効なのでしょうか。あまりピンとこない人も多いでしょう。薬のプロフェッショナルは薬に関しての知識を持っていれば事足りる、そういうイメージも確かにあります。

しかし、実は同じ薬を扱う仕事でも語学が必要な職場というものはあるものです。そういうところで働けば、自然、待遇もよくなります。

日本では語学ができる薬のプロフェッショナルが必要

普通の調剤薬局などで働いている場合、そこでどうしても語学が必要になるということはあまり考えられません。就職や転職にしても英語が話せるという条件を出されることもないでしょう。しかし、時代が変わるにつれ、こうした条件も少なからず出てきているのです。

その背景には外国人の観光客が増えてきたという事情があります。日本は世界でも有名な観光スポットが多々ありますので、それを目指してくる外国人は多いです。また、最近では外国人雇用の幅を広げたことから、日本で働く外国人の数が増えました。

こうしたことから街のドラッグストアや調剤薬局を訪れる外国人は今は本当に多くなったのです。そして、今後ますます増えることが予想されます。

これからの薬のプロフェッショナルの条件として

調剤薬局やドラッグストアに訪れた外国人に薬の説明をしたり服薬指導をするということが多くなりますと、やはり英語をマスターしていなければ難しいでしょう。薬は人の命にもかかわる重大なものですから、こうした説明は確実に行われなければなりません。

たとえば、空港の中にある薬局や大使館近くのドラッグストアなどでは確実に語学が必要です。これからの薬剤師は仕事をする上で語学をマスターしなければならない場面は確実にやってきます。